団体概要

働きやすい職場づくり
サポートします

心が疲れたり、自分を失うと感じることはありませんか?
あなたの職場で、”心の病”に悩んでいる労働者はいませんか?

メンタルサポート京都は、職場のメンタルヘルス支援を行う機関です。
カウンセリングや職場復帰支援、各種研修等を通して働きやすい職場づくりのサポートをしています

カウンセリングルーム

概要

名称特定非営利活動法人 EAP京都心の健康支援センター
愛称NPO法人 メンタルサポート京都
理事長尾崎 望
所在地〒604-8242 京都市中京区西洞院通三条下る柳水町84 三洋六角ビル502号
TEL075-754-8821
FAX075-754-8673

理事長(あいさつ)

皆さん、初めまして。6月からメンタルサポート京都の理事長を務めさせていただくことになりました尾崎望です。どうぞよろしくお願いします。

私はこれまで精神に不調をきたした人たちの支援という分野で働いた経験はありませんが、精神に不調をきたさずに働き続けるとは、ということについて考えさせられたいくつかの経験があります。私は小児科医として知的障害や発達障害の子らの医療的サポートに携わってきました。この子たちが大きな試練にぶつかるのは卒業して社会に巣立ってからです。精神に不調をきたし職場で不適応をきたす事態を少なからず経験しました。要因はいろいろでしょうが、共通するのは受け入れ側における理解不足と仲間とのつながりの希薄さでした。一人一人の特性を生かした働き方、しんどくなったときに相談できる職場、障がい者だけの課題ではないように思われます。

私が取り組んできたことの一つに、ベトナムの周辺地域における障害者リハビリテーションのシステム作りと人材育成があります。中身は省略しますが、私たちが対象とした地域は亜熱帯に位置しきわめて高温多湿のため、お昼になるときっちり2時間、昼食と昼寝の時間が確保されていました。カルチャーギャップに驚きつつ、私たち支援者側もこのルールにのっとりゆっくりと昼食をいただいた後は、ハンモックや簡易ベッドで午睡をさせていただきました。歴史も社会構造も異なる国との単純な比較は禁物ですが、労働における余裕は精神的な安定に不可欠であることを実感しました。効率を求めることを最優先する社会では望むことすらはばかられることでしょうか?

今私は社会福祉法人を運営する立場にいます。現場ではメンタルに不調をきたした職員が稀ならず存在します。小規模職場ではたちまち事業の継続に影響を及ぼすことになります。まずメンタル不調職員を生み出さない職場づくりが求められます。しかし制度の制約のもと限られた職員数で、一人ひとり違う人間を相手とする福祉の職場は、極めてストレスフルです。おそらく医療現場や教育現場も同様でしょう。それだけにメンタルに不調をきたした人達を丁寧にサポートしていくシステムは、これから一層重要性を増していくと思われます。

私自身学びを続けながら、メンタルサポート京都は、一人一人の労働者が個人として尊重され幸福追求の権利が保障される、憲法の理念の実現に向けて事業を展開していきます。どうぞよろしくお願いします。

      理事長 尾崎望

「NPO法人 メンタルサポート京都」は事業者のみなさまの職場でのメンタルヘルスケアをお手伝いする“EAP”事業を行っています。

EAP (Employee Assistance Program) とは従業員援助プログラムと呼ばれる米国生まれの職場のメンタルヘルスサービスです。社員が外部なら相談しやすいというメリットが有り、企業にとってはコスト削減に役立つというものです。メンタルヘルス不調が職場で広がるとパワハラ・セクハラの発生や労働意欲の減退・モラルの低下など深刻な生産性の低下などが指摘されます。

私達は相談や支援事業を進めつつ、職場のメンタルヘルスの基本である予防に力を入れ、社員が働きやすい職場を作ることで生産性を上げようとするものです。メンタルサポート京都は、従業員の方々へのカウンセルリング、休職者の職場復帰支援、各種研修への講師派遣などで職場をサポートします。

40年にわたる労災職業病問題にとりくんできた団体、カウンセラー、医師、弁護士が協力して働く人の心の健康を守ります。

NPO法人メンタルサポート京都の基盤となった「働くもののいのちと健康を守る京都センター」や「京都労災職業病対策連絡会議」は職場のこうした事態の相談に40年間とりくんできました。今回、心の病を引き起こすような職場の現状を改善させるために、厚生労働省の指針にある、事業場外資源と言われるEAPによる支援の必要性を感じ設立することにしました。

NPO法人メンタルサポート京都は、事業者が行う「事業場におけるメンタルヘルス対策」の推進を支援し、この事業を通じて働く人々のいのちと健康を守る社会的事業の発展に寄与することを目的としています。具体的な相談・対策の活動をすすめてきた労働組合、カウンセラー、医師、弁護士の方の協力により、準備をすすめてきました。働くものの立場に立つこの事業を成功させるために、広くご理解とご協力をお願いいたします。

ロゴマーク

メンタルサポート京都のロゴは『鈴蘭』をイメージしています。『鈴蘭』の花言葉は、「幸福を招く」という意味があります。メンタルサポート京都が皆さんの幸福を招くお手伝いができればと願っています。

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